郡山市の魅力をより多くの人にもっと深く知っていただくため、郡山市国際政策課は、ニュースレター『KORIYAMANIA』を定期的に発行しています。第4弾である今回は、福島から“おいしい革命”を目指す青空レストラン 「Food Camp」事業を展開する「孫の手トラベル」の第7回グッドライフアワード環境大臣賞優秀賞のニュースをお届けします。
  • 第7回グッドライフアワード環境大臣優秀賞受賞!“Food Camp”
  • 孫の手トラベルが展開する2つの基幹事業とこれからのビジョン
  • “おいしい革命”を支える郡山の“スター”生産者の紹介​

 

  • 第7回グッドライフアワード環境大臣優秀賞受賞!“Food Camp”

■福島から“おいしい革命”を目指す青空レストラン “Food Camp”
福島県郡山市で、Farm to table⇔table to Farmのコンセプトのもと青空レストラン事業“Food Camp”と、“旬のベジカフェバルBest Table”を手がけている「孫の手トラベル」。この度、“Food Camp” が環境省が主催するグッドライフアワードにて、優秀賞を受賞。昨年を大幅に上回る過去最多の243件のエントリー数の中から上位4つに入る快挙です。この受賞に伴い、11月30日(土)に東京・青山TEPIAホールにて受賞式が開催されました。

グッドライフアワード受賞式の様子 グッドライフアワード受賞式の様子

<孫の手トラベルからのコメント>
「今回の受賞は、福島の素晴らしい生産者・料理人、素敵なお客様とご縁があったためです。Food Campチームはこれからも福島で生産者・料理人の方をご紹介していき、福島の食文化を盛り上げていきたいと思います! 」

■孫の手トラベル“Food Camp”の原点

Food Campの様子(1)Food Campの様子(1)

“Food Camp”の原点、それは郡山市内で行われる滞在型マルシェ「開成マルシェ」を通じた郡山ブランド野菜協議会メンバーとの出会いです。採れたてのナスやとうもろこしなど、畑でかじりついた美味しさに感動し、農家を巡るツアーを開始しました。そして同時期、福島復興を願ったレストラン“福ケッチァーノ”もオープンし、食大学が開成マルシェをスタートするなど福島の生産者を支援する取り組みが広がっていきました。この機運の高まりに乗り、孫の手トラベルはキッチンカーを購入し、福ケッチァーノを引き継いでBest Tableをオープン。Food Campを開始しました。
 

  • 孫の手トラベルが展開する2つの基幹事業とこれからのビジョン

■“Food Camp”と “旬のベジカフェバルBest Table”、“開成マルシェ”がつなぐ
孫の手トラベルはFarm to table⇔table to Farmのコンセプトのもと青空レストラン事業“Food Camp”と、“旬のベジカフェバルBest Table”を手がけています。加えて、一般社団法人食大学が主催の“開成マルシェ”と協働しています。
Food Campとは、お客様を畑へ誘い、震災や日々の自然と向き合う生産者の声に耳を傾け、一流シェフが“その地で生まれた食材をその場で(フードカートで)調理した料理”を畑で味わう食の旅です。Best Tableでは地元郡山や福島県内の四季折々の食材にこだわった料理を提供しており、また、毎月1回、Best Tableに隣接する広場では、郡山ブランド野菜をはじめとした県内の生産者、加工者が商品を持ち寄り、食材について会話をしながら買い物をすることができる「開成マルシェ」が開催されています。
この三事業の連携により、生産者が消費者のところに出向く、消費者が生産者のところに出向く、またそのきっかけを作るという相互補完の関係性を築いています。

開成マルシェ開成マルシェ

■孫の手トラベルが目指すビジョン
孫の手トラベルの目指すビジョンは大きく3つです。
1つは、震災と原発事故があった福島が環境先進地域となり、世界中から人々が「自然と人との関わり方」を学びに来ること、そして、地元で採れた旬の食材を楽しむ文化を醸成することです。このことは、フードマイルを削減し、環境負荷を減らすとともに、おいしく栄養価の高い食材を食べることで健康増進につながると考えています。
2つめは、生産者のスター化です。顔の見える、信頼できる生産者の作ったものを食べることは、消費者にとって日々の食事が安心安全となり、生産者にとっては高付加価値につながり、また、里山の自然環境を保護する農業が持続可能な産業となります。
この2つのビジョンの実現のため、 “Food Camp” 、“Best Table” 、“開成マルシェ” 三事業の連携を図っており、開成マルシェ出展者をはじめ1人でも多くの生産者を紹介できるように、その生産者の畑でFood Campを実施し、Best Tableで生産者の食材を使った料理を提供しています。
さらに、3つめとして、前述の2つの取り組みを通じて地産地消レストランを増やし、消費者への個人宅配体制を構築することも目指しています。

Food Campの様子(2)Food Campの様子(2)

■これからの展開について
まずは多くの人を事業に誘客し、福島の農産物、生産者、食文化へのファンを増やしたいと考えている孫の手トラベル。今後は、フードカートをEV化し、太陽光で充電、廃棄物の微生物処理により、Food Campのゼロエミッション化を実現、そして、全国、全世界でこの取り組みに賛同する人にFood Camp、マルシェを実施してもらうことで、世界中の人が自分達の食生活を見直し、旬の食材を地産地消する持続可能な世界を実現したい、と考えています。福島から“おいしい革命”を目指す、孫の手トラベルの展開にぜひご注目ください。

Best Table料理Best Table料理

■孫の手トラベル(株式会社孫の手)
住所:福島県郡山市郡山市安積町長久保一丁目2番地の7
電話:024-945-1313
メール:magonotetravel@yamaguchi-gr.co.jp
HP:https://magonotetravel.co.jp/

■旬のベジカフェバル Best Table
住所:福島県郡山市朝日1-14-1
電話:024-983-3129
アクセス:JR郡山駅より徒歩30分、最寄りバス停 郡山市役所

 

  • “おいしい革命”を支える郡山の“スター”生産者ピックアップ!

■“本当に美味しい”その土地に合った品種を選び、野菜の個性を活かした栽培に心血注ぐ
「郡山ブランド野菜協議会/鈴木農場・伊東種苗店」代表 鈴木 光一さん

鈴木農場_鈴木光一さん鈴木農場_鈴木光一さん

郡山の新たなブランド野菜づくりと食と地域の絆づくりを目的とし、郡山農業青年会議所のメンバーが中心となり結成された「郡山ブランド野菜協議会」の中心人物である鈴木さん。年間300種類・これまでに3000種類以上の野菜を栽培する鈴木農場さんのお野菜はプロも絶賛のクオリティです。
<プロフィール>
鈴木農場3代目。1962年生まれ。オーストラリア・クイーンズランド州立高校留学、東京農業大学農学部経済学科卒。87年「鈴木農場」を開設。翌年野菜苗の生産と直売を開始。97年「伊東種苗店」を引き継ぎ種苗店の経営を始める。00年郡山市農業青年会議所会長(現在は顧問)。02年種苗管理士・シードアドバイザー資格取得。03年より「郡山ブランド野菜」のプロデュースを手がける。
■鈴木農場
住所:福島県郡山市大槻町字北寺18
電話:024-951-1814
HP:鈴木農場/伊東種苗店 http://suzukiitou.main.jp/index.html
郡山ブランド野菜協議会 http://www.brandyasai.jp/index.html

■自然農法家・ 愉しく! 美しく! 幸せな鶏 をめざして「有限会社けるぷ農場」代表取締役社長 佐藤 喜一さん

けるぷ農場_佐藤喜一さんけるぷ農場_佐藤喜一さん

自然栽培で育てた飼料を与え、平放し飼いで鶏を育てる「けるぷ農場」さん。佐藤さんが行くと、鶏たちが寄ってくるとか。野菜も自家採種していて、自然農法家として暮らす日々は幸せそのものだそう。そんな喜一さんのお話は聞く人を幸せな気持ちにさせてくれます。「鶏たちにも自然と調和した生き方をしてほしい」「鶏たちが幸せになるのはどんな環境か」そんな想いで鶏と向き合い続けています。
<プロフィール>
「けるぷ農場」代表。福島県郡山市出身。大学卒業後、食品流通会社に就職。その後、国内海外で農業研修を経て、現在、環境循環をテーマに自然養鶏・自然栽培・自家採取に取り組む。
■有限会社けるぷ農場
住所:福島県郡山市田村町細田嘉成96  
電話: 024-955-3891

■「里の放牧豚」を手がける 郡山市内ただひとつの養豚農家「里の放牧豚」代表取締役 降矢 セツ子さん

ふるや農園_降矢セツ子さんふるや農園_降矢セツ子さん

郡山市田村町、阿武隈高地の山懐で300年・15代続く農家に嫁ぎ、40年余りになる降矢さん。2009年に養豚に乗り出し、現在では市内でただ一軒となってしまった養豚農家として、約60頭の豚を飼育しています。
■株式会社 ふるや農園
住所:福島県郡山市田村町川曲字浮内50番地
電話: 024-975-2221
HP: http://www.furuyanouen.net/

■昔ながらの製法で守る伝統「萱沼凍みとうふ本舗 椎根商店」椎根 宏文さん

萱沼凍みとうふ本舗 椎根商店_椎根宏文さん萱沼凍みとうふ本舗 椎根商店_椎根宏文さん

郡山市日和田町で、萱沼(かやぬま)地区で代々続いている「萱沼凍みとうふ本舗」を経営。江戸時代からの歴史ある萱沼の凍みとうふの生産に取り組む6軒の生産農家のひとつ。必要最低限の機械化しかせず、1枚1枚包丁で切り分けたり、わらで編みあげ天日に干して乾燥させるなど、昔ながらの手作業による製法を守っています。
■萱沼凍みとうふ本舗 椎根商店
住所:郡山市日和田町高倉字上萱沼20
電話: 024-958-2566
HP:http://kayanumasimitoufu.web.fc2.com/index.html
 

  • 【参考情報】郡山の食を支え・盛り上げる取り組み

■福島の食の復興に寄与 郡山の食のハブ 一般社団法人「食大学」
“Food Camp”の原点である郡山ブランド野菜との出会いのきっかけになった「開成マルシェ」の実施をはじめ、郡山の食のプレイヤーをつなぎ、食の復興に寄与している一般社団法人「食大学」。ふくしま食の安心・安全に貢献できる人材育成に取り組む、「学校法人 永和学園 日本調理技術専門学校(日調)」を中心に、2013年8月から発足しました。食大学ウェブサイトでは、福島県産農林水産物の生産履歴や食味、調理法など「食」に関する有用かつ正しい情報を発信しています。また、生産者から消費者までのネットワークづくりと福島県産食材を使用した料理教室、直売イベントなどを実際に運営し、振興と地産地消、販売促進に取り組み、福島の食の復興に寄与しています。

食大学ロゴ食大学ロゴ

【主な活動内容】
●こだわりの農作物を生産している県内の生産者を取材
●味覚センサーを使いそれら食材の味覚を数値化、栄養価とあわせて分析加工し最適な調理方法や実際の料理レシピの開発と公開
●食に関する様々なイベントや各種講演、セミナーなどの情報提供
WEBサイト:http://www.caan.jp/

■魅力的な生産者がいっぱいの郡山 次世代の生産者達の姿を生の声で綴るWEBサイト「Frontier Farmers」

Frontier FarmersイメージFrontier Farmersイメージ

郡山市は、2018年10月23日、農業に取り組む生産者の姿を、彼らの生の声で綴っていくサイト「Frontier Farmers(フロンティアファーマーズ)」をオープンしました。生産者がどのように「農」に取り組み、受け継ぎ、繋いでいるのか。その想いを、生の言葉から感じていただけます。「Frontier Farmers」は、郡山の開拓精神を受け継ぎながら農業の世界で活躍する人々の姿を、彼らの生の言葉で綴ってゆくサイトです。現在は12人の生産者のインタビューを紹介しています。かつては田畑を潤す水源がなく、一面に荒れた原野が広がっていたという郡山。しかし明治初期、政府主導の開拓事業により猪苗代湖から水を引く「安積疏水(あさかそすい)」が完成したことで、この地の農業は飛躍的に成長し、全国屈指の米どころと言われるまでに拓かれました。以後この地では、米のほか野菜や畜産などさまざまな農産業が営まれ、地産地消としてはもちろん、福島の中心部に位置するその流通上のメリットから全国各地にその販路を広げてきました。また近年は、ネット通販により独自にファンを獲得したり、新しい品種の開発に取り組んだり、六次化によるユニークな加工品を開発したりと、次世代の農業のかたちにチャレンジする農家も増えています。

WEBサイト:http://frontier.starfree.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/koriyama_farmers/

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